2-【リノベ賃貸のメリット&デメリット】

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リノベ賃貸のメリット

 

メリット1:中身がほぼ新築同様

リノベをした賃貸物件の中でも、特にフルリノベーションをした物件は、配管・配線・床・壁・天井とも

すべて新しくなっているため、新築と同様の状態です。

設備や室内の機能に関しても、現時点での標準仕様に合わせているため、

周辺の比較的新しいマンションの設備に準じたものが使われており、使い勝手も住み心地もよいでしょう。

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メリット2:周辺相場よりも広く・安く借りられることが多い

リノベーション賃貸は、建物の築年数が経っているため、新築物件や築浅物件と比べると、家賃が安いです。

新築のように綺麗な物件に安く住めることこそ、リノベーション賃貸の最大のメリットでしょう。

また、リノベーションをする目的には、その物件価値を高めるという目的があるため、

室内を無駄なく広く使えるようによく考えて設計されており、

同様のエリア条件を持つ新築や築浅物件よりも、少し広い部屋を借りることも可能です。

駅近や人気のエリアで新築物件や築浅物件を探す場合は、予算の関係で諦めざるをえないケースも…。

しかしリノベーション賃貸であれば、予算に収まる可能性もあります。

リノベーション賃貸も候補に入れることで、物件選びの選択肢が増えますよ。

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メリット3:オシャレで素敵なデザインが多い

一般的に新築の賃貸物件の内装は、誰にでも受け入れやすいように、

白いクロスに木目調のフローリングといった無難なデザインが多くみられます。

デザインなどに個性を付けなくても、新築や築浅物件というのは

新しいというだけで、早期に借り手がついてしまうのです。

しかし、リノベーション賃貸には新しい価値をプラスするためにも

デザインにこだわっている物件が多くみられます。

例えば、主張性が高いクロスが貼られた物件やコンクリート打ちっぱなしの物件、

建物の梁や配管を活かしてデザインされた物件など。

「個性的でオシャレな物件に住んでみたい」という方にもリノベーション賃貸はオススメです。

 

リノベ賃貸のデメリット

 

デメリット1:「旧耐震」の建物の場合がある

リノベ物件によっては、築年数が古いが故に旧耐震基準で、「新耐震基準」を満たしていない場合があります。

1981年5月以前に建築確認申請が承認された建物は「旧耐震」の物件です。

旧耐震は震度5弱程度では倒壊・崩壊しないとされていますが、

当時は震度5強以上の地震は想定外とされていました。

1981年6月以降に建築確認申請が承認された建物は「新耐震」の物件です。

新耐震基準を満たした建物は、震度5強程度の地震ではほとんど損傷がないとされています。

また、震度6強〜7程度の地震でも建物が倒壊・崩壊しないように基準が定められています。

旧耐震か新耐震であるかの基準は、建物の竣工日や完成日ではなく、

建築確認の申請が承認された建築確認日なので注意しましょう。

たとえ1981年6月以降に建物が完成していても、建築確認日が1981年5月以前の場合は旧耐震の物件です。

したがって、建築確認日が1981年5月以前の建物は新耐震基準を満たしていないため、

地震に対して懸念が残るところはあります。

気になる場合には、実際現地にいってエントランスの状態から建物自体のメンテナンスも含めて確認するといいでしょう。また、現在も人が住み続けているということは、今までの地震では問題はなかったという目安のひとつにもなりますね。

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デメリット2:建物の電気容量が少ない場合がある

古いマンションの場合、昔の基準で各家庭の電気契約容量は30A以下になっていることが多いため、

現在の私たちでは、電気の容量が足りない可能性があります。

しかし、建物全体で電気容量が決まっていることもあるため、

希望しても電気容量が増えないケースもありますので事前に確認しておくと安心です。

~まずは適切な契約アンペアをチェックしてみましょう~

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デメリット3:配管は替えられていない可能性がある

リノベーションはされていても、配管は変えられていない場合もあります。

配管も徐々に劣化するもの。新築時から一度も交換されていないような古い配管には漏水リスクがともないます。

築年数の古いリノベーション物件の場合、配管も含めてリノベーション工事されているか確認してみましょう。

ちなみに、当社のフルリノベーション工事は、配管交換も含めて対応しています!!

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デメリット4:断熱性と防音性に欠ける可能性がある

リノベーション賃貸のように古い建物は、断熱性や防音性に欠ける可能性があるのもデメリットの1つです。

窓も新しいものにリノベーションしてあったり、二重サッシになっている物件

であれば懸念点が解消できるかもしれません。

騒音は人により個人差はあるものの、断熱も騒音も、内見の際にしっかり確認することをおすすめします。

▶教えて!内見のチェックポイント!

 

室内は新築同様でも共用部分は古いまま、という点がデメリットに挙げられています。

築年数が古い物件の場合、まずは内見の際に、エントランスのメンテナンスが

行き届いているかチェックしてみることをおすすめします。

ゴミなどが散乱したり、集合ポストがひどく傷んでいたりしていないかなど、

エントランスの状態から建物自体のメンテナンスがきちんとされいるかをうかがい知ることができそうです。

築年数が古くても良い物件を探すポイントは、メンテナンスがしっかりされているかどうかが重要です。

 

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