天袋ってどう使う?

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みなさんは「天袋」をご存知ですか?

和室の押入の上部など高い位置にあるので上手く活用できず

デッドスペースになってしまっている方も少なくないかもしれません。

今回はそんな「天袋」についてご紹介します。

 

【天袋とは…?】

天袋とは、目線より上の高さにある造り付けの収納で、窓や押入れの上など使われない空間を有効活用できます。

天袋は踏み台がないと出し入れできない位置にあるので、今ではまるで

開かずの扉」になっているお家も多いかもしれません。

天袋   天袋

 

【天袋に収納する際の注意点】

①出し入れがしにくい

天袋は高い位置にあり、物を出し入れしにいというデメリットがあります。

両手を頭上に伸ばして作業するため、特に重い物はかなり出し入れしにくくなります。

このため天袋には、できるだけ軽い物を入れるようにしましょう。

②重いものは入れられない

天袋は、何十㎏もある重い物を入れても耐えられるように作られていません

前述のように高い位置で出し入れがしにくいため、重い物を入れるとは想定していないからです。

あまり重い物を天袋に入れると、底板が下がったり壊れたりする恐れがあります。

 

【天袋に収納する前にチェックすること】

今ある天袋の空間を上手に使って、効率的な天袋収納にチャレンジするなら、まずやっておきたいことがあります。

①収納するものを決める

まず、天袋に入れるものを決めましょう。

天袋は踏み台などがないと出し入れが難しいため、重いものはできるだけ収納しない方が良いです。

ほとんど使わないものや思い出の品は奥に収納し、シーズンものなどは手前に置くように収納します。

また、天袋は押し入れの上部に付いているので、湿気を避けたいものを優先して収納すると良いですね。

ケースに収納する場合は、ラベリングしておくと整理しやすいです。

②サイズを確認する

押入のサイズ

天袋のサイズを確認しよう。サイズは「開口部」「奥行」「高さ」を測ります。

天袋のサイズの特徴の1つ目は、「高さはない」ということです。

家の造りによってもサイズは変わってきますが、天袋の高さは40~60cm程度になっていることが多いです。

つまり、天袋には高さのないものを収納するようにするのがよいでしょう。

天袋の特徴の2つ目は、「奥行きが結構ある」ということです。

天袋は高さはそれほどありませんが、奥行きは結構深く作られていることが多いです。

奥行きがあるということで収納力は期待できるのですが、天袋の一番奥まで手が届かないこともあります。

たくさん入るからといって何も考えずに物を詰め込むと、奥にある物が取り出しにくくなってしまいます。

③収納道具を選ぶ

天袋は踏み台などを使っての出し入れになるため、取っ手付きの収納ケースやボックスなど

取り出しやすいアイテムを選びましょう。

 

【天袋を活用した収納アイデア♪】

ここからは、押し入れの天袋の収納方法のアイデアについてご紹介していきましょう。

天袋は高い位置に設置されているため、脚立や踏み台などを利用しなければ手が届きません。

脚立や踏み台などを利用しても、中が見えにくく、何が収納されているのか

一目でわからないというデメリットもあります。

ですから、天袋にはなるべく使用頻度の低い物を収納するのがおすすめです。

普段あまり使うことがなく頻繁に出し入れする必要がない物を収納しましょう。

ただし、使用頻度が低くても、重量のある物は避けた方が無難です。

出し入れするのが大変ですし、万が一落としたときには怪我をする危険性もあります。

①季節限定の飾り物

クリスマス、お正月、ひな祭り、端午の節句などの飾りは1年に1回しか出し入れしない

ことがわかっているので収納におすすめです。

適当に収納してしまうとどこに何があるのかわからなくなってしまいますので、やはりニトリや100均の

収納ボックスなどに入れたうえで、ボックスにラベリングをしておいた方がよいでしょう。

そうすることで、必要な時期が来たらスムーズに取り出せて、探す時間を短縮できます。

②布団などの寝具

シーズンオフの布団来客用の布団を収納するというアイデアです。

布団はかさばりますので、収納場所に困ってしまうことが多いです。

押し入れやクローゼットにシーズンオフの布団を収納すると、

それだけで押し入れがいっぱいなってしまうこともあります…

そこで、シーズンオフの布団を天袋に収納すれば、その分のスペースがあいて、

押し入れやクローゼットを有効活用できるようになります。

ニトリや100均などで販売されている布団用の収納ケースに入れると、ホコリやダニを防げますのでおすすめです。

ボリュームのある冬用布団は、圧縮袋を利用すると省スペースになりますね。

③思い出の品物

普段はあまり見返したりしないけれど、捨てるには忍びない思い出の品を天袋に収納するのも良いかもしれません。

たとえば、学生時代の卒業アルバムや卒業証書、手紙や小物類などです。

④シーズンオフの衣類

家族の人数が多かったり、たくさん衣類を持っている方は、クローゼットに収納しきれないこともあります。

来シーズンまで着ることのない衣類は、天袋に収納すると良さそうですね。

天袋に衣類を収納するときには、収納ケースや収納ボックスに入れて

ラベルを貼って分類しておくとわかりやすいです。

⑤無線LANルーター

無線LANルーターは、コンパクトなものが増えてきたとはいえ、インテリア的には

邪魔に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

天袋収納に入れてしまえば隠すことができ生活感がなくなりますし、ホコリをかぶることもなくなります。

ただし、障害物があると電波が弱くなる場合もありますので注意しましょう。

⑥おもちゃを収納

現在進行形で使っているおもちゃを収納してしまうと取り出すのが大変になりますが、

下の子供が成長したら使わせたいと考えている等であれば、収納ケースや収納ボックスに入れて

その他の子供用品や衣類と一緒に天袋に収納しておく方法がおすすめです。

⑦旅行かばんを収納

頻繁に旅行に出かけることがなく旅行かばんも頻繁には使わないのであれば、

天袋に収納してしまっても良さそうですね。

パッキングバッグやトラベルポーチ、パスポートケースなど、その他の旅行用グッズも一緒に収納しておくと、

旅行に行くことになったときに「どこに仕舞ったっけ?」とあちこち探し回らずに済みます。

収納

 

~ものがあふれて収納場所に困ったというときには、デッドスペースになりがちな天袋を

是非有効利用してみましょう!

頻繁に取り出さない物や思い出の品などは、取り出しやすい場所に収納すると却って邪魔になりますが、

天袋に収納することで他の収納スペースを有効に使えるようになりますよ~

 

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