賃貸物件で「友人とルームシェア」ってどうなの?

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ルームシェアとは友人同士や恋人同士など他人である複数人が一つの物件を共同で借りて生活することです。

今回はルームシェアのよいところ・気になるところと、

どんなことに気をつければ快適に過ごせるのかについてご紹介します。

 

 

【ルームシェアのメリット】

①ひとり暮らしよりも家賃を抑えられる

例:川崎市中原区の家賃相場(※アットホーム調べ 2022/01)

・1R~1K 7.18万円

・2LDK~3DK 13.16万円

意外に思うかもしれませんが、ルームシェアをすると一人暮らしをする時よりも

家賃を抑えられる可能性があります。

2人暮らしに適した2LDK~3DKをルームシェアする場合は13.16万円を折半し

一人6.58万円ほどの家賃で済む計算です。

一人暮らしなら7.18万円でワンルームの部屋を借りることになりますが

ルームシェアなら同じ家賃でより広い部屋に住むことができます。

広い部屋を借りられるということは、仕様設備などの条件も良い物件の可能性が高く

より快適な生活を送ることができるでしょう。

 

②生活費が節約できる

水道光熱費の基本料金が共同生活により軽減されたり、ネット回線を共同で使用する事で通信費を抑えられます

また、1人分の料理を作るのはコスパが悪いなんて言われることも多いですが

2人分まとめて作ることで節約になります

 

③家事の負担が半減する

一人暮らしをしていると家事等が面倒になることも多いですよね。

ついついサボってしまい、場合によっては人を呼べないような部屋になることも…

そんな家事等の負担も、ルームシェアによって2人で家事を当番制や分担制にすれば

一人暮らしと比べて家事は楽になります。

しっかりと役割分担をしておけば、自分が苦手なことはしなくて済むかもしれません

 

④身近に相談相手がいる

一人暮らしではふとした時に寂しくなり話し相手が欲しくなることもありますが

ルームシェアならいつだって気心知れた友人と話ができます。

仕事の相談や困りごとの相談もできますし、いつもお互いの趣味や興味について話したり

遊んだりできるので楽しい生活を送ることができそうです。

 

⑤防犯面での安心感

セキュリティ設備の整った物件も少なくないですが、やはり最大の防犯は「人がいる」ということです。

ルームシェアをすることで、家を空ける時間が少しでも短くなるはずです。

特に女性の方などは安心して生活できますね。

 

【ルームシェアのデメリット】

ルームシェアには数多くのメリットがありますが、残念ながらデメリットも存在します。

 

①プライベートな時間や空間が少なくなる

ルームシェアをする上で最大のデメリットは、やはり「1人の時間が少なくなる」ことです。

プライバシーを守ることができず、リラックスできないということもあるかもしれません。

水回りが自分の好きなタイミングで使えない

ルームシェアとなるとどうしても相手と水回りを使う時間をずらさなくてはいけません

自分の好きなときに好きなことができない、というのは人によっては大きなストレスになるかもしれません。

③揉めることもある

ルームシェアで揉める原因となりやすいのが、「お金」や「家事負担の割合」などです。

家賃や光熱費、日用品の分担の仕方…なんでも2人でキレイに折半できれば良いですが

それぞれが使う部屋の大きさ、家にいる時間の長さ、日用品の使用量など

全てを綺麗に折半するのは難しいものです。

また、すべての家事の作業量を上手に半分ずつになるように分割できれば良いのですが

家事への考え方によってはうまく分割できないこともあるかもしれません。

 

④ルームシェアを解消するときが面倒

ルームシェアを解消するとき、もしかしたら険悪な雰囲気の中

お金の話や引越しの話を進めなければならないので、非常にストレスが溜まります。

1人がその部屋から退去することになっても、もう1人がその部屋に住み続ける限り

契約者としての家賃の支払い義務は続いていくことに注意しましょう。

 

【ルームシェアにおすすめの間取りとは?】

友達とルームシェアで二人暮らしをしたいのであれば、次の2つの間取りがおすすめです。

 

①2LDK/2DK

駅近4分!14帖のひろびろLDK♪の2LDK

この間取りはこちら>>

友達とルームシェアをする場合は、それぞれの個室と広めのLDK、DKがあるというのが理想です。

2人でルームシェアをする場合は、2LDKもしくは2DKがおすすめ。

お互いのプライベート空間を保ちながら、ルームメイト同士の交流を楽しむことができます

個室が隣り合っていると、物音や話し声などが気になってしまうこともあるので

廊下やリビングをはさんで2つの個室が離れている間取りが最適です。

 

 

②3DK

公園隣接!ナチュラルデザインの3DK♪

この間取りはこちら>>

3つの居室のうち、1部屋を客間として使用することもできますし

DKと隣り合う部屋との間仕切りを開け放してLDKのように使うこともできます。

このほか、荷物が多い場合は、1部屋を収納の部屋として使用することもできます。

>>ルームシェアに適した間取りのリノベーション賃貸をみてみる

 

ルームシェアのお部屋探しの注意点とは…?

【ルームシェア可の物件を探す】

2人入居可」という賃貸物件で「2人」とは、一般的に血縁関係のある人同士や

結婚を考えているカップル、夫婦を指します。

ルームシェアの場合、結婚や転勤などをきっかけに住人のうち1人が退去してしまうと

残った1人にとって家賃が高すぎるという結果になり家賃滞納の可能性があること

2LDK以上のファミリータイプのマンションでは、他の入居者と生活スタイルが異なり

トラブルが起きやすいことなどから家族等に限定しているようです。

そのため、友達とルームシェアをする場合は、必ず「ルームシェア可」という物件を選びます。

万が一、大家さんや不動産会社に内緒で、友達とルームシェアをしたときは契約違反となってしまい

最悪の場合、退去しなくてはならないおそれもあります。

「2人入居可」としか書かれていなければ、必ずルームシェア可かどうか不動産会社に確認をしましょう。

 

~気心の知れた友達と生活できることで、ひとり暮らしでは味わえない安心感や楽しさのある「ルームシェア」。

ルームメイトとしっかりと話し合いをした上で、楽しいルームシェアを始めてみませんか~