ひとり暮らし・ふたり暮らしの物件探しの条件に「バス・トイレ別」を希望される方が増えました。
特に女性を中心に「バス・トイレ別」を重視される方が多い傾向です。
他の条件を優先して3点ユニットバスで妥協するか、バス・トイレ別を優先して他の物件にするかで
悩まれることもあるかもしれません。
バス・トイレ別の物件のメリット・デメリットとはどのようなことなのでしょうか。
「バス・トイレ別」とは?
「バス・トイレ別」とは、「バスルーム(浴室)」と「トイレ」が別室の間取りをいいます。
2000年代中頃からひとり暮らし・ふたり暮らし用の物件でも採用されることが増えてきました。
逆に、バスルームとトイレ、洗面台が同室の間取りを「3点ユニットバス」といいます。
1990年代から2000年代初め頃まではワンルーム~2DKの間取りに多く採用されました。
「バス・トイレ別」のメリットとは?
①お風呂に洗い場がある
「バス・トイレ別」はお風呂に洗い場があるため、体を洗ってからゆっくり湯船につかれます。
湯船につかれば体の芯まで温まり、疲れも取れやすいといわれます。
逆に3点ユニットバスの場合は、浴槽にお湯を張ってしまうと体を洗うスペースがなくなるため
(浴槽の隣はトイレのスペース)基本的にシャワーとなります。
入浴時はトイレ側が水浸しにならないよう浴槽とトイレの間にシャワーカーテンを閉め、
浴槽内でシャワーを使用します。
浴室を浴室専用として使用できるのが「バス・トイレ別」の最大のメリットです。
②衛生面も安心
「バスルームとトイレが同室は衛生面が気になる…」「すぐ横にトイレがあると落ち着いて入浴できない…」
といった3点ユニットバスでの悩みが解消されます。
「バス・トイレ別」ならトイレの嫌な臭いがバスルームに入ってくることもありません。
③お風呂終わりを待たなくて良い
ふたり暮らしや友人が泊まりに来たときに3点ユニットバスの場合、
一人がお風呂を使っている間トイレに行けません。意外とストレスになるポイントのようです。
④シャンプー等の置き場所に困らない
3点ユニットバスの場合、シャンプーやリンス、ボディーソープや洗顔料などお風呂で使うアイテムの
置き場所に困ります。
収納ラックなどで収納スペースを作ろうとしてもそもそものスペースが狭く置き場所に困る場合もあります。
「バス・トイレ別」のデメリットとは?
①家賃が少し高くなる
同じような条件の物件で比較すると、「バス・トイレ別」のほうが家賃は高くなります。
「バス・トイレ別」のほうがコストがかかるのと、人気が高いためです。
逆に、お風呂にこだわりのない方にとってはそのぶんお部屋の広さや日当たり、駅からの距離など、
それ以外の条件にこだわることができます。
②部屋が狭くなる
同じ専有面積で比較すると、「バス・トイレ別」のほうが部屋(リビングや洋室)が狭くなってしまいます。
トイレの面積が別途必要になるからです。
③掃除に手間がかかる
3点ユニットバスの場合、お風呂とトイレを一度に掃除できてしまうので手間と時間が省けます。
「バス・トイレ別」「3点ユニットバス」それぞれメリット・デメリットがあります。
バスタイムを重視するか他の条件を大切にするかを考えてご自分にぴったりのお部屋を選びましょう♪
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