昨今、車離れが加速し、オートバイや原付などのバイクに移行する方が少なくありません。
そこで問題になるのが駐輪スペース探しです。
賃貸物件ではそもそも駐輪場すらない物件も多く、バイク置場を用意している物件はとにかく少ないです。
今回は賃貸物件でのバイク置場探しについてご紹介します。
【敷地内にバイク置場のある物件を探してみる】
バイクを所有されている方にとっては敷地内にバイク置場があることが優先順位の一番になるので、
物件の良し悪しは二の次になることが多いかもしれません。
例えば、駅近物件はあきらめる…
駅近物件は駐車場がないことが多く、場合によっては駐輪場さえない場合も多いです。
あるいは、設備が整っている物件はあきらめる…
築年数の浅い新しくてきれいな物件は需要があるため、わざわざバイク置場を用意する必要がないようです。
バイク置場のある物件は全体の数パーセントほどなので、それ以外の条件(立地・設備など)
をあきらめる必要があることが現状です。
【バイク置場のある物件の注意点】
バイクには排気量50ccの原付バイクから、排気量1000ccを超える大型バイクまで様々な種類があります。
排気量が50㏄以下のバイクは「原動機付自転車」の扱いなので駐輪場に置くことができると
道路交通法により定められていますので、「バイク駐車可」と表記されている物件でも
実際は50㏄以下のバイクのみ駐車可能の物件や、中型バイクまでなどの決まりがある場所もあります。
駐車可能なサイズ、また利用料金など事前に確認しておきましょう。
【バイク置場がある物件が見つからない場合】
バイク置き場がある物件が見つからなかった場合の解決策を4つ紹介します。
①近隣の月極駐車場を借りる
近隣にあるバイク専用の月極駐車場を探すと良いです。
チェーンをかけてバイクを固定できるところも多く、一定の防犯性を確保できます。
ただし、屋外の駐車場が多いため、カバーなどで汚れからバイクを守る必要があります。
都内のバイク専用の月極駐車場の平均相場は約6,000~8,000円です。
ただ、近くにバイク専用の月極駐車場がない場合、少し割高ですが車のスペースを借りるのも一つの手です。
②バイクショップ併設型駐車場を利用する
こちらも数が少ないので近隣で探すのは難しいかもしれませんが、店舗内や敷地内なので
セキュリティー面も安心でき、メンテナンスや修理で困ったときは、
すぐにメカニックに相談できるメリットもあります。
都内の1か月の相場が14,000~18,000円とやや高めです。
③レンタルガレージ・コンテナを借りる
バイクコンテナはバイクいじりが好きな人におすすめです。
コンテナ内に部品などを置けるのでコンテナ内で改造などできます。
セキュリティー面も安心ですが都内の相場が7,000~20,000円とやや高いです。
④ライダーズマンションを選ぶ
ライダーズマンションとは、居住スペースとバイクの保管スペースが一体化したマンションのことで、
バイク保有者が多く生活しています。
ライダーズマンションは、室内にシャッター付きのガレージが備え付けられているのが特徴です。
~賃貸物件でのバイク保管は、特にセキュリティに注意する必要があります。
愛車を守るためにも、複数の方法で車体をロックする・盗難防止装置を設置する等、
日頃から意識しておきたいですね~